「減税」について
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
今日は、家を建てた方が受けることができる、
「住宅ローン減税」についてご紹介します。
「住宅ローン減税」については、ネットに情報が沢山掲載されて
おり、ご存じの方も多いとは思いますが、
個人的には、どれを見ても分かりにくいと思っているので、
今回は、なるべく「シンプル」に「分かりやすく」
をテーマにご紹介していきます。
では早速、
「住宅ローン減税」って何かといいますと、
1.住宅ローンを利用して住宅を新築・購入した場合に、
2.年末時点での住宅ローンの残高の0.7%が、
3.入居時から最長13年間にわたって、
4.所得税や住民税から控除される
制度のことをいいます!
ここで、2と4が分かりにくいかもしれないので、
具体的に説明します。
例えば、土地と建物合わせて3,000万円の住宅ローン
を組んだとします。
そして、12/31時点でのローン残高の0.7%
(3,000万【※実際は返済しているので3,000万より少ないで
す】×0.7%=21万円)
を限度として、その年に払った所得税が戻ってきたり、
翌年の住民税が安くなったりするわけです。
ここで、気を付けていただきたいのが、
3,000万円の住宅ローンを組んだら、必ず21万円の減税が受けら
れるわけではないというところです。
大事なのは、「実際に払った所得税がいくらか?」
実際に支払った所得税以上の減税は受けられません。
ここで、実際に払った所得税の確認方法をお伝えします。
↑は「源泉徴収票」といって、年末から年明けにかけて、職場か
ら受け取っておられると思います。
その源泉徴収票のなかで、
④が実際に1年間で支払った所得税の額となります。
よって、④が10万円の場合、10万円<限度額21万円
(3,000万円×0.7%)となり、10万円が還付されます。
一方、④が30万円であれば、30万円>限度額21万円
(3,000万円×0.7%)のため、21万円が還付されるわけです。
ここまでは、宜しいですか?
次に、④が10万円の場合、せっかく21万円の減税を受けられる
権利があるのに、10万円しか減税を受けられません。
このように、所得税から差し引いて余りがある場合、
住民税からも減税されます。
計算としては、
(②-③)×5%となりますが、上限が9.75万円
という決まりがあるので、例えば、
②が356万円・③が160万円の場合
(356万-160万)×5%=9.8万円
ただし、上限が9.75万円ですから、9.75万円住民税が安くなる
わけです。
その結果、上記の方の場合、所得税10万円の減税と合わせて、
「トータル19.75万円の減税」
を受けられることになります。
ただ、当然のことですが、住宅ローンの残高は毎年減りますか
ら、減税の限度額も毎年減っていくことになります。
とは言っても、13年間も減税が受けられる訳ですから、
トータルの金額を考えると大変ありがたいですよね!
ということで、以上が、基本的な考え方となります。
ただ、住宅ローン減税を受けることのできる入居時期や、
家の性能による借入限度額の違いなど、こちらに記載していない
大切なことが沢山ありますが、今回はあくまで、
「住宅ローン減税」の基本的な考え方
を知って頂くことに主眼を置きましたので、
細かい内容をお知りになりたい場合は、UH三次店【69-0666】
まで、お気軽にお問い合わせください。
さらには、住宅ローン減税をしっかり受けるための、マル秘方法
もありますので、気になる方は是非ご連絡下さい‼