安城店

25歳ご夫婦がマイホームを手にするまでの記録・・・その1

 

こんにちは。店長の吉田です。

晴天に恵まれた9月3日、S様邸の地鎮祭が執り行われました。

空には、8月までの分厚い入道雲は無く、高い空に薄っすらとたなびく雲です。

時おり肌に感じる涼しい風が、なんとも爽快でした。

神主さんも心なしか先月より切れのよい身のこなしをされていて

伝統の美しさを改めて感じさせていただきました。

さて、S様は実は私の次男坊と同い歳でして、

この土地区画を買われた4区画中で最年少の25歳なんです。

 

この若いお二人が夢のマイホームを手に入れ、

私が完成後にホームパーティーに招待されるまでの道のりを

シリーズでお伝えする第一回目です。

 

1.S様との出会い

奥様と共働きで家を建て、お子様を授かり、明るく楽しい家庭を築きたいと、

今年の1月に初来店されました。

 

まず最初に、資金計画を行いました。

お二人とお話をしていると自分の息子や娘と話しているようで、

何とかあまり負担のかからないようにしてあげたいという親心が出てしまいました。

なので、土地に欠けられる費用も難易度が高く、いくつかの土地を紹介しましたが、

帯に短したすきに長し、中々二人とも「ここだ!」という決め手に欠けていました。

お二人がここがいいという土地は条件付きだったり、坪単価が高すぎました。

気づいたら半年が経っていました。

 

やはり、資金計画を見直して少々無理をして・・・と弱気になっていた6月のある日、

突然、天使の声が私の携帯に降りてきました。

 

「条件付きが外れた物件があるよ。

今日か明日ぐらいには売れてしまうかもしれないけどね。」

そのおじさんの声をした天使は私の懇意にしている不動産会社の担当者でした。

彼に紹介されたのが今回の物件だったのです。

 

その物件のエリアはS様には最適なエリアで価格も予算内に収まるものでした。

私はすぐさまS様に連絡を取り、その日の午前中に案内をしました。

土地を見たご夫婦は口をそろえて「買います!早く買い付けを出さなきゃ・・・」でした。

それまでの半年間に培った土地を見る目が役立ったのです。

 

そして、買い付けを出して、後から分かったことですが、

あと、10分FAXの到着が遅れていたら、

他の誰かさんに買われてしまっていたとのことでした。

判断力と行動力と何かの意思によって動かされた感じでした。

 

こういうのを神ってるというのでしょうか?

ちなみに弊社は神谷組ですから、私どもで家を建てられる方は「神谷ってる」ですかね・・・、

混みやってると間違われるかもしれませんね。

もちろん、ご夫婦は地鎮祭の時は神々に心より感謝をしたのでした。

その夜、家に帰って息子に同年のご夫婦がマイホームを建てる旨、

話して刺激を与えてやろうと手ぐすねを引いてソファーに寝そべって

お酒を飲みながらまっていたのですが、

どうやら寝てしまったらしく、

帰宅した次男が私を揺り動かし耳元で一言、

「おやじ、2階で寝てきな!」・・・・

うーん、悔しいけど、ちょっぴり嬉しかった今日この頃の58歳です。

 

次回はご主人の出張から土地決済、住宅ローンについてです。

安城店 店長 吉田