無垢フローリングの種類について知ろう！
見た目から性能まで様々な魅力のある『無垢フロア材』
無垢フロアの魅力✨
見た目だけじゃない！無垢フロアの機能性
ひとえに『無垢フロア』と言ってもいくつか種類があります。
大きく分けると「一枚板」と「複合」に分けられ、それぞれ特徴があります。
～一枚板～
「一枚板」の無垢は文字通り一枚の木の板で作られた無垢材です。
無垢フロアと言われた時、日本ではこちらを思い浮かべるのが一般的でしょう。
乾燥時期は木が縮み、フローリングの間にわずかな隙間ができる可能性があります。
～複合フローリング～
「複合」の無垢フロアは、
複数枚の木の板を接着して一枚のフロア材に仕上げている床材です。
一番上の板のみを質感の良い無垢材にしています。
収縮が少なく、床暖房フロアによく使用されます。
木の質感を楽しみたいなら「一枚板」
やはり、「せっかく無垢床にするなら一枚板」と考える方は多いはず。
その重厚さと自然さから木の質感を１００％感じることができ、
種類によっては香りも楽しめます。
ですが天然の木その物であることからメンテナンスは非常に大変です。
こまめな掃除と定期的なワックスがけを行うことが推奨されます。
ちょっとした環境の変化で大きな伸び縮みが起きたり、
メンテナンスを怠ると反りかえって床が浮き上がってしまうリスクもあります。
理想的な状態を維持するだけでも一苦労です。
また一枚を一つの木から生成しなければいけない都合上、価格も高くなりがちです。
床だけで１００万以上のコストアップにつながることも少なくありません。
理想を目指すならやはりこだわりたいところですが、
その実現にはお金と日々の努力が必要です。
それを意識上で「一枚板」を選べば、より高い満足感を得られる床材です。
価格控え目で性能重視の「複合」
複数枚の木の板を接着して一枚のフロア材に仕上げている床材なので
安価に無垢材の魅力を楽しむことができ、世界規模では圧倒的なシェア率を誇ります。
一枚板にこだわるのは、古来から木造建築を愛する日本人の特徴でもあるようです。
また複数枚の板を接着していることから歪みや反りが起きにくく、
メンテナンスも表面にオイル加工を施す（※通常の掃除と同時に行える）のみで
終えられる簡単なものも多いです。
表面が無垢材なことには変わりなく、
普通に暮らしている限りは一枚板との違いを感じることは少ないでしょう。
無垢フロアの見た目以上に性能面に魅力を感じておられる方には、特に「複合」がオススメです。
表面が薄い粗悪品に注意
安物だと表面の板の厚みが足りず、ペラペラの木材が貼りつけられている場合もあります。
これらは大きな傷やめくれを作ってしまう可能性があり、
常のフローリングと大差がありません。
「複合」にはこういった粗悪なものも存在するため、注意が必要です。
２㎜以上の厚みがあれば、「一枚板」とほぼ変わらない性能になります。
「複合」を選ぶ際には、絶対に「表面の板の厚みが２㎜以上」を意識しましょう。
「一枚板」と「複合」それぞれ異なった長所があり、
それらは相反するものでもあります。
自分たちが無垢フロアに何を求めているかをしっかりと見極め、
要望に最も合った製品を選択してください。
無垢フロアには普通のフローリング材にはない魅力がたくさんあります。
確かに初期コストは高めではありますが、長い目で見れば取り返すことができる魅力ばかりです。
ぜひ、無垢フロアを選択肢の一つに加えて頂けたらと思います。
西藤モデルハウスでは
ユニバーサルホームオリジナルの無垢のフローリング
を使用しています。
ぜひ一度ご体感ください♪
今回は「無垢フロア」の種類について書かせて頂きましたが、
もちろん使用する「木」にも種類があります。
次回はその「木」ついて書かせて頂こうと思いますのでお楽しみに♪
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