Q&A 理想の土地
前回に引き続き土地探しについてです。
前回は気を付けるポイントでしたが
今回は探し方・決め方についてです。
Q：１００点満点の理想の土地はどうやったら見つかるの？
A：１００点の土地を見つけるのは難しいです。
みなさんの理想の土地はどうでしょうか？
広くて、陽当たりが良くて、安全で、
買い物・通勤・通学に便利で、安くて
近所に同世代が多くて、
資産価値が下がらなくて、etc.・・・
いろいろあると思います。ただ、
広い＝土地が余ってる⇒街から離れてる→不便
便利＝人気がある⇒買い手はたくさんいる→高くても売れる
安全＝交通量などが少ない⇒住宅街→周りに家があるので陽当たりの確保は難しい
などなど書いたのはほんの一部ですが相反するものがあります。
ですので１００点満点と言うのは難しいのです。
先ずは、希望の中からどれは譲れない条件なのか、
項目を絞っていき優先順位を決めましょう。
そのなかで上位３つの項目がクリアできる土地があれば
それは合格の土地で、かなり貴重な土地と言えます。
そもそも土地は限られています。
ですが、毎年「建てたい」という人が出てきます。
ですので、今出会っている土地は「運命」とも言えるのです。
ここまで探したんだから、もしかしたら出てくるかも、と決めきれずにいると
探すことに疲れて、結局家を建てれないなんてことがあります。
不思議なことに迷った期間が短い人の方が満足度が高いことが多いです。
「気になって契約後も見たりしていたけど今以上のところは出てこなかった。」
という声もよく聞きます。
そして、土地探しでよくあるのが、悩んで決めたのに結局どちらも買えないです。
こんなことが実際にありました。
いいなと思う土地２つで悩まれ、今日一日考えさせてと言うことで翌日まで待つと
不動産屋さんから連絡があり、「Aの土地、買付でました。」
※買付・・・買付証明のこと(簡単に言うと、仮予約みたいなものです)
それをお伝えすると「Aが良かったけど仕方ないからBにしようか・・」
ということでBの不動産屋に連絡すると
「１時間前に他のとこから連絡があってこれから買付だすそうなんでごめんね」
と、どちらも買えないなんてことがありました。
「土地は生もの・生き物」とよく言います。
同じ土地は一つとしてありませんし、人気によって金額がかわります。
昨日「いいな」と思っていたものが今日あるとはかぎりません。
自分が「いいな」と思う土地は他の誰かにとっても「いいな」なのです。
悩んで買えなかったということを避けるためにも
事前に優先順位・事項をしっかりと決めておくことで
迷わなくてすむでしょう。
そして６０点を付けられる土地は貴重です。
土地は１点もので在庫のないものですので、
買付証明を出すことをお勧めします。
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