倉敷水江店

木質フロ-リングについて、その2

明けましておめでとうございます。
年末年始は暖かい穏やかな日が続きのんびり過ごせた、工務担当の中の人です。皆様はいかがでしたか。

2回目の今回は、無垢フローリングや複合(合板)フローリングそれぞれの特徴をお伝えしようと思います。

1)無垢フローリング
無垢フローリングは天然の木材をそのまま加工しているため、自然のやさしい肌触りやぬくもりを感じられるのがメリットです。
木目に表情があり、見た目にも高級感を生み出します。
耐久性が高く、長く使うことによる経年変化で深い味わいが出るのも魅力。
天然木がもつ調湿機能も活かされ、湿度に応じて湿気を吸収・放出してくれるのもメリットのひとつです。

一方、無垢フローリングは天然の木材なので、湿度による収縮や反り・割れなどが出やすいという側面も。また、使用する木材の種類によっては、物を落としたときなどにキズがつきやすい、水に弱い、価格が高いなどのデメリットもあります。

2)複合(合板)フローリング
複合(合板)フローリングは、複数の木材を貼り合わせて作ることから、さまざまな機能をもつ製品があるのが特徴です。キズや汚れに強いもの、防音性が高いもの、滑りにくいものなど、ニーズに合わせて選べるのがメリット。また、大量生産しやすいため、無垢フローリングと比べて安価なのも魅力です。

ただし、表面が塗装されているものが多いため、質感は無垢フローリングに劣ります。耐用年数も短く、塗装が剥がれてくると劣化が進みやすいというデメリットもあります。

それぞれ特徴があるので使用する場所、階数等で選ばれるのがいいと思います。

次回はメンテナンスについて書きたいと思います。

それでは、また。