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【比類なき壁 ALC】ALCって何?

家づくりを始めて意外と驚かれるのが外壁。
「家の壁材に種類なんてあるの?」「見た目以外に違いなんてあるの?」と内心思われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は外壁材にも種類があり、それぞれ特徴などが違ってきます。
サイディングやモルタル、タイルなどいろいろな種類がありますが、一般住宅に採用できる外壁材の中で、最も性能が高い物の1つと言われているのが、比類なき壁 ALC外壁材です。

今回の記事では、ALCとは何なのかをご紹介していきます。

 

ALCって何?

ALCとはコンクリート外壁材の一種で、“Autoclaved Lightweight aerated Concrete”「高温・高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」の頭文字をとってつけられました。
1920年代にスウェーデンで開発され、ヨーロッパを中心に世界的に発展してきた建材です。

このALCの原料は「珪石」「セメント」「生石灰」「アルミ粉末」そして「水」。これらをオートクレーブ(高温高圧蒸気窯)で10数時間養生すると、様々な優れた性能を持つALCが生まれます。

優れた性能を生み出す秘密は無数の気泡と結晶構造。常温・常圧(普通の状態)で空気の入れ替わりのない無数の気泡が熱の遮断と外壁の軽量化を図り、結晶構造が強さを生み出します

これらをはじめとする様々な優れた性能で、大切な家族を守り、快適で安全な暮らしを育んでくれます。

 

ALCの3つの素材特性

無数の気泡
ALCの原料に由来するアルカリ成分とアルミ粉末の化学反応で水素ガスが発生し、内部に無数の気泡が形成されます。この無数の気泡が、ALCの軽量・断熱・調湿・遮音性という特徴を生み出します。

 

細孔
ALCは気泡を完全に独立させずに、気泡間を直径0.05~0.1ミクロン(1ミクロン=1/1000㎜)の細孔でつないでいます。火災時には細孔が熱した空気の逃げ道となって爆裂を防ぎ、高度な耐火性を発揮します。

 

トバモライト結晶
ALCの製造過程で、気泡や細孔の表面に豊富に生成するトバモライト結晶は、強度に優れ、熱や水で化学変化を起こさない、物性的に安定した板状結晶構造体です。ALCの強度や耐火・耐水・耐久性を実現します。

 

ALCの特徴

断熱性・・・・・暑さ・寒さの影響を抑え、結露を防ぎ、室温の快適性を保ちます。
ALCの断熱性能は一般的な住宅に使われている窯業系サイディングの2倍の断熱性能があります。

耐火性・・・・・ALCは過酷な耐火試験をクリアした、国土交通大臣認定の耐火構造部材です。
しかも、主原料は無機質のため、高温になっても煙や有毒ガスを発生させません。

遮音性・・・・・ALC内部の無数の気泡が音を吸収し、優れた遮音性を発揮します。
ALCは火や熱を遮断するだけでなく、音も通しにくい外壁材です。
※住宅の遮音性はサッシ、換気口、通気層などで左右される場合があります。

耐久性・・・・・トバモライト結晶の働きで極めて高い耐久性を誇ります。
ALCは伸縮、ひび割れ、ソリがほとんどなく、自然現象や外部の衝撃から住宅を守ります

デザイン性・・・彫りの深いデザインと様々なカラーリングを組み合わせることで好みに合った外観が実現できます。
重厚感があるうえ、厚みを生かして彫りの深いのデザインが可能になります。

軽量性・・・・・ALCは普通のコンクリートの約1/4の軽さです。
超高層建築や巨大建築、軟弱地盤の建築物に多く採用され、家への負荷を軽減します。

 

 

まとめ

比類なき壁 ALC外壁材は一般住宅に採用できる外壁材の中で、最も性能が高い物の1つと言われ、ALCの素材が持つ特性により、高い水準で断熱性・耐火性・遮音性・耐久性・軽量性を実現し、厚みが37㎜あることで深い彫りのデザインが可能で重厚感がある仕上がりとなります。

外壁の性能はメーカーから説明がないことも多く、見落としがちなポイントです。
この機会に是非、比類なき壁 ALCをチェックしてみてください。

ユニバーサルホームではこのALC外壁材を標準装備。
モデルハウスで実際の住宅を見学しながらALCの性能もご体感ください。

 

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