小松店

暖房でなかなか温まらないのは家の構造に原因が? 暖房と断熱性の密接な関係

こんにちは(^^)

先週は暖房器具の
熱の伝わり方の種類について
書きました

前回:
ふく射熱って何? 熱の伝わり方の違いを知って快適な暖房器具を選ぼう

暖房器具によって
メリット・デメリットがあることは
分かったけれど、
では、実際どれくらいの
室温になるまで
温めればいいのでしょう?

健康とコストのバランスが取れた
最適な設定温度は?

日本の環境省が示す暖房の推奨温度は
20℃が目安と言われています

健康面から考えると、
英国保健省では16℃以下で
深刻な健康リスクが高まるという
報告がされており、
健康的に暮らすためには
21℃以上の室温が推奨されています

では、21℃以上であれば
暖かいほどいいのかというと
そうではなく、

もっとも快適に睡眠できる気温は
15℃~21℃の間だと言われています

また、暖房にかかる電気代も
大いに気になるところです

経済産業省の報告では
1℃設定温度を下げた場合
年間1,430円の節約※になるそうです

※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の
暖房設定温度を21℃から20℃にした場合
(使用時間:9 時間/日)

これらの数字を踏まえると、
やはり室温を20℃前後にした方が
健康面とランニングコスト面で
バランスが取れていると言えます

設定温度を上げても暖かくならないのは
家の構造に原因がある?

しかし、単純に
暖房の設定温度を
20℃にすればいいかというと
そうではありません

暖房の設定温度を20℃に設定しても、
住宅の構造や断熱性能によっては
なかなか室温が20℃に近づかないと
いったこともあるのです

例えば、暖房をつけていても

・足元から冷える
・暖房をつけても床が冷たい
・窓や床に結露が付く
・窓の側が妙に寒い
・頭の上だけ温かい

という現象が起こっていませんか?

これらは
家の断熱性能が充分でないために
起こる現象です

家の断熱性が不充分だと、
いくら高性能の暖房器具を設置しても
暖房の熱が窓や床から外へ逃げ
暖房をつけてもロスが多く
温まりにくくなります

また、温まるように
設定温度を上げていると、
その分電気代も
かかってくることになります

カーテンなどをつけて
温めたい部屋を区切ることで
暖房効率を上げたり、
窓に内窓を新たにつけたり
といった対処法はありますが、
限界があるのが事実です

やはり建てるときに
断熱性能を考慮した家を計画することが
もっとも手間がかからないと
言えるでしょう

熱が逃げないように
隙間なく施工できる断熱材を選んだり
断熱性能の高い窓を選んだり、と

暖房の性能をより生かすためには
暖房の熱を逃がさないような家づくり
とても重要になってくるのです

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今週の地熱床暖房

1月17日(木)9時00分ごろ
気温5℃ 曇

〈稼働条件〉
運転温度:50℃
稼働時間:4:00~9:00、16:00~23:00
(23:00~4:00の夜間はセーブ運転)

地熱床システム 床表面:25.0℃

ベタ基礎 床表面:8℃

地熱床暖房では
床表面温度が上記のように25℃程度だと、
外気温等の環境にもよりますが、
おおむね室温が20℃前後になります

先に書いた最適室温を保つ要因としては、
断熱材の発泡ウレタン
Low-E複層ガラス樹脂サッシ窓
高性能外壁材ALCを使用した
断熱性能の高い構造にあります

せっかく1階全体を温めているのに
その熱が逃げてしまっては
意味がありません

効率よく全体を温める地熱床暖房
熱を逃がさない断熱性の高い構造
あってこそ生きてくるのですね

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全国的にインフルエンザが
流行しております
寒さ対策ももちろんですが、
乾燥にも注意してお過ごしください

では、また来週(^^)

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