同じ強さの耐震等級3の建物だったらあなたはどの構造を選びますか?
■木造、鉄骨造、RC(コンクリート造)どれを選びますか?
*9/27記事作成
今日の午後に少し大きな地震がありましたね。
ここ浜松は震度4とか3とかの揺れでした。
この位の揺れになると少し怖さを覚えるくらいでした。
さて、こういった地震があると、皆さん建物の耐震が気になるようで色々と耐震のことについて聞かれるようになります。
そんな中で、早速お客様からこんな質問を頂けましたので、
皆さんと共有できればと思い、記事にしてみました。
その質問とは・・・・
『同じ耐震等級3の建物でも実際には、3位木造、2位鉄骨造、1位コンクリート造。
この順番で強くなるんですよね?』
さて、この記事を読んでいるあなただったら、この質問にどのように答えますか?
■そもそも耐震等級ってどういった意味なの?
答えに行く前に、そもそも耐震等級ってなんなの?って話をしたいと思います。
耐震等級とは、品確法によって定められた、建築基準法の基準と異なった方法で、
建物の耐震に関する品質を検討していく考え方です。
異なると言っても、基本は建築基準法であり、それにさらにプラスして色々な検討を行うことで
耐震等級を決めていきます。
その検討や計算の結果、、、、
耐震等級1の建物は数百年に一度起こる大地震でも、
倒壊や崩壊しない建物と診断された建物。
耐震等級2は、その耐震等級1の建物と比べて1.25倍の耐震力がある建物。
耐震等級3は1と比べて1.5倍の強さです。
このように耐震等級とは、建物の強度の話ではなく、地震に対してどのくらいの強さが
あるかどうかの物差しなんです。
■では質問の答えはどうなるの?
これ以上耐震等級のことを詳しく書いていくと、とてつもなく長くなってしまうので、
この辺りで切り上げます。
さて、今回の質問は木造、鉄骨造、コンクリート造であれば、
1位コンクリート、2位鉄骨、3位木造の順で強いんですよね?って質問でした。
この質問の答えですが・・・・
実は間違いです^^;
強さの順番で言うと、どれも同じと言うのが答えになります。
答え:木造=鉄骨=コンクリート
同じ強さでの耐震等級3であれば、どれも強さは同じです。
何となく、コンクリートの方が強そうで、木造の方が弱そうですが、
そういったものではありません。
冷静に考えてみたら当たり前で、国が定めた方法で結果を出しているのに、木造は弱くて、コンクリートは強いなんて、そんな結果を国が許す訳がありません。
耐震等級は人命を守るため、国が定めた指針とも言えます。
それが木で出来ているから弱くてOK!コンクリートは強くしないとダメ!
そんなこと言うわけないですよね^^;
同じ耐震等級3だったら、国が定めた建築基準法の建物強度の1.5倍の強度があるんです。
これはどういった建物でも変わることはありません。
■耐震等級だけで地震に対する安心はできない
しかし、質問をしてくれたお客様の気持ちも十分に分かります。
同じ建物だったらコンクリートの方が強そうってイメージは私にもあります。
しかし、結果はどれも同じ・・・
と言うことは実は耐震等級だけでは、地震に対する安心は出来ないとも言えます。
耐震等級はあくまでも、地震に対する建物の強度を図っているだけに過ぎない。
その他にも地震に対する対策がありますので、そういったものと合わせてやっと、
地震に対して安心が出来る家になるんだと言うことです。
耐震等級のほかには、制震、免振、災害時の電力、津波対策、・・・・
色々なことを考えなくてはいけませんね^^;
こういったことが分からない!誰か教えて!!!って方は、
私の方でご説明いたしますので、ぜひお話を聞かせてください。
展示場にてお待ちしております。
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